ミュージシャンが出てくる曲って
キャロル・キングが17年ぶりに来日します。
僕はこのアルバムを本当に穴があくまで聴いたものです。
僕の”神様”たちのアルバムですら飛ばしてしまう曲がありますが
一曲も駄作がないアルバムというのはこれくらいじゃないでしょうか?
さすが全米302週ランクイン!の大ベストセラーです。
まだ聴いたことがないという人がいたら、ぜひ聴いてください。ユニオシのお薦めです。
それで思い出したのだがオールデイズの雄ニール・セダカのヒット曲『おおキャロル』は
このキャロル・キングのことを歌ったものでした。
ベスト・オブ・ニール・セダカ
この頃から彼女は作曲家として活躍していたわけだ。
ミュージシャンが惚れたミュージシャンのことを歌うなんてとても素敵だ。
で歌に出てくるミュージシャンを少し考えてみました。
ポール・マッカートニー&ウィングス
のアルバム『Venus And Mars』の『Rock Show』には
ジミー・ペイジが登場する。
確か「あのギタリストが持っているギターはジミー・ペイジのやつみたい」とかいう歌詞だったと思う。
ビートルズのアルバム『レット・イット・ビー』に収録されている『ディグ・イット』という
セッション曲にも人名がたくさん出てくるが、ほとんどジョン・レノンのアドリブだと思うが
B.B.キングとドリス・デイが登場する。
B.B.キングもドリス・デイもこの曲で存在を知った。
特にドリス・デイについては、彼女の主演作ヒッチコックの『知りすぎていた男』を見たのはそのずっと後だったがその時「ああそういえばこの女優、『ディグ・イット』に出てきたっけ」っと思い出したもんです。
知りすぎていた男 [DVD]
彼女が歌う名曲『ケ・セラ・セラ』はこの映画で重要なファクターとして登場する。
この曲も大好きな一曲です。
ビートルズは何曲かチャック・ベリーのカバーをしているが『Roll over Beethoven』(には、ベートーベンだけでなくチャイコフスキーも出てくる。これは少し違うかな。
ディープ・パープルの名曲『スモーク・オン・ザ・ウォーター』
にはフランク・ザッパ&マザーズが偶然ライブをやっていたと出てくる。
これは有名なモントルージャズフェスティバルに出演した時に火事があった話を曲にしたもので、
同じく歌詞にある「モービル」とはストーンズの移動式スタジオのことだとライナーノーツに載っていた。これもこの曲で初めてザッパのことを知った。
(そういう日本人は多かったと思うけど?)
さて
日本の曲にもミュージシャンが登場する。
由紀さおりの「恋文」にはシャルル・アズナヴール(シャンソンの大物歌手)が。
ガロの「学生街の喫茶店」にはボブ・ディラン(彼を知らない人はこのサイトをご覧の皆様に
いないと思うけど)。GOLDEN☆BEST/GARO アンソロジー 1971~1977
荒井由実(松任谷由実) の「私のフランソワーズ」はフランスの歌手フランソワーズ・アルディのこと。MISSLIM
しっかし古いかなあ。
比較的新しい?曲では、杏里のデビュー曲(尾崎亜美作)「オリビアを聴きながら」はオリビア・ニュートンジョンのことですね。(ちっとも新しくない…)
杏里 - apricot jam -
最近ソフトバンクのCMでオリビア・ニュートンジョンの「ザナドゥ」が使われていますが当時のオリビアは本当に歌がうまくてきれいでしたね。(演奏はELO)
まだまだあったと思いますがこれも思い出したら続きをやります。
皆様もどしどし情報お寄せください。
B.B.キングはまた別件で。