ジミヘンは右利き?
ジミヘンは左利きではなく、右利きで、ギターだけ左で弾いていた。(父親のインタビューによる)
右利きでも左で打つ松井秀喜のようなものか?
エレキギターはネックの高いポジションが押さえられるようにボディを削っている(カッタウェイという)器種が多いが、ジミヘンの愛器ストラトキャスターもそうで、彼は右利き用のストラトを弦を張り替えてそのまま使っていた。ボリュームのつまみとかトレモロアームとかもそのままで使っていたので弾きにくかったろうが、構わず演奏している。前も言ったが指が長いのでほとんど障害にならないのだ。
ところで、あのジミヘンのギターの音を再現したい右利きのギタリストは、わざわざ左利き用のストラトを買って弦を反対に張って弾いていた(ジョー・ペリーなど)。ヘッド、ネック、ブリッジなど弦の張り具合が変則のため、あの独特で微妙な音質が出るのだそうだ。一時流行したリバースヘッドもこの理屈だ。
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それにしても左利きのギタリスト(バイオリンなどもそうだが)ハンデがありますね。だって教則本とかみな右利き用に書かれているから、指のポジションとか覚えるのは大変だと思う。ビートルズのポールとかもそうだが、たいていは左用に弦を張り替えたギターやベースで演奏している人が多いが、本来は左利きでも右で演奏する人も多い。
キング・クリムゾンのギタリスト、ロバート・フリップ先生、ベースのジョン・ウエットンがそうだ。考えてみたらギターは弦を押さえる方が細かい作業をしているわけで、そういう意味では「利き腕を使う」のが理に適っているような気もするなあ。でもいまさら左ギターにはなれないけどね。
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ところで松崎しげるは右利き用(弦も右利き用に張ってある)ギターをそのまま左に持ち替えてフツーに弾いていた。スゲー。指どうなってんだ?
昔、クラプトン様がたまたま立ち寄った楽器屋で左用のストラトを見つけ(当時まだあまり売ってなかった)、ジミヘンにプレゼントしようと購入した。しかし、なんとその日、ジミヘンが死亡したというニュースを聞きひどくショックを受けたというエピソードがある。(ふたりは親友でありまた最大のライバルだった)
以下、左利きの小ネタという面白いサイトです。
http://homepage1.nifty.com/hidex/left/left1.html