2007-01-01から1年間の記事一覧

珍作フランケンシュタインとは

原作者メアリー・シェリーがもし生きていたらビックリ仰天・苦笑・卒倒・映画化絶対に許さないと思われる映画は『サンダ対ガイラ』だけじゃない。ハリウッドだけでなく、本国イギリスでも何本もあるし、映画以外にもマンガや音楽のネタになったりしている。 …

究極のフランケンシュタイン。哀愁の兄弟対決とは

というわけでクリスマスイブに東宝映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』1966を観たユニオシであります。通算4回目だと思う。で今回気づいたことを書きます。 子供の頃の怪獣映画というと「怪獣!」といえばゴジラみたいな爬虫類風のものが普…

フランケンシュタインとクリスマス?いいよ〜!

今日はクリスマス・イブであります。 僕はクリスマスというと『フランケンシュタイン』を思い出してしまう。 何故か。 今を去ること20数年前、新入社員の頃の話なのだが、その会社は映画関係の会社だったので当然ハリウッドの映画会社と密に取引があった。…

怪我の悪名とは。追悼田中徳三監督

[rakuten:guruguru2:10253170:image]昨日『シェーン』には妙なカメラアングルで撮ったカットがあると書いたが、それはアラン・ラッドの背の低さを紛らわせるためという理由があった。それを書いていて思い出したんだが、日本映画には、もっと恥ずかしい理由…

シェーンとスター・ウォーズの関係?

昨日の朝日新聞で、「53年映画著作権消滅」という見出しで、『シェーン』などの名作映画は、最高裁が「公表後50年を通過して著作権は消滅している」と判断し、著作権を持つと主張する原告側の訴えを退けたというニュースが大きく掲載されていた。いわゆ…

ギターコレクターになりたいよ¥¥

ロボットギターのレスポール 本当に音はどんなんだろうか? やはり機械を埋め込んだりした分、本体やネックの木材を削るはずなんで微妙に音は違うんだろう。ギブソンのレスポールには昔「レコーディング」という器種があって、ローインピーダンスのピックア…

未来のギターとは!?

[rakuten:ikebe:883909:image] レッド・ツェッペリン復活の話題の少し前に、「ロボットギター」の話題をテレビのニュース番組でやっていた。 これはギブソン社が開発したチューニングを自動でやってくれるギターの話題だった(朝日新聞にも掲載)。ギターが…

幻惑されて??

昨日の復活ツェッペリンの話題だが今朝の朝日新聞の社会面にも載っていた。 「19年ぶり 幻惑されて」という見出しで写真付きだった。 『幻惑されて』が何のことかわからない人の方が多いのではないか? だいたい、この復活ライブの報にはそぐわない気がする…

NHKニュースでレッド・ツェッペリンが!

[rakuten:neowing-r:10155684:image] 今日、NHKを見ていてぶっ飛びました。 何と11時のニュースでレッド・ツェッペリンの再結成の話題をやっていたのだ。もちろん昨日行われた一夜限りのライブで、ちゃんと映像も流れて、「ドラムは死んだドラマーの息…

日本語しゃべるかジョン・メイヤー?

この間日本公演が終わったようですが、デレク・トラックスどうだったのでしょう?見に行った方誰か感想聞かせてください。最近は彼とレッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテ、そしてジョン・メイヤーとあわせて新・三大ギタリストと呼ばれ…

今回は3つのテーマが一度に書けた奇跡の日記です。

この間ビックリすることがあった!僕の「洋画・洋楽の中の変な日本・がんばる日本」には映画や音楽だけでなく日本について書かれた本も紹介しているところがあって、 http://www.yunioshi.com/whatsjapan2.html#books先日から、先ごろ亡くなったアメリカの作…

祝椿三十郎リメイク。

しばらくぶりで映画のことを。 明日から公開の『椿三十郎』のことであります。 黒澤明監督のあの傑作をリメイクした。最近は黒澤プロもいろいろ厳しいのか、積極的に映画のリメイクを行っていますね。テレビでは『天国と地獄』『生きる』がこの間放送された…

トンデモ曲とは??

神様のような凄いミュージシャンとかアーティストでも、何が悲しゅうてこんな曲をわざわざアルバムに入れとるのじゃ?という変な曲というか、どう考えてもそれまでのキャラとか他の流れとは明らかに違う異質な曲ってありません??僕はそういうのをおバカ曲…

ロック界のシンクロニシティー4本!

シンクロニシティーはやはり神々の身に降りかかって来るのでしょうか? ロックスターたちに訪れた霊的なほどの偶然がいくつかあるので紹介します。 その一 クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)の母体ともなったバンド、バッファロー・スプリン…

シンクロニシティーとは

シンクロニシティー(意味のある偶然の一致) というのに逢ったことはないですか?僕は『マグノリア』という映画が好きでよく観るのだが、この映画の冒頭に実際に起きた「シンクロニシティー」の話が何本かドキュメンタリーのようにして紹介される。 そのひ…

ディランの頭のなかの半分は「家」

ちょっと前になるがボブ・ディランが脚本を書いて出演もした『ボブ・ディランの頭のなか』 http://www.xanadeux.co.jp/atamanonaka/という映画があった。実はストーリーも演出もアレでよほどのファンでないときつい内容だったが、ディランに憧れていた俳優陣…

最強ギタリストたちのリトル・ウィング

ここのところポール・ロジャースばかりで恐縮だが、YouTube見てたら面白いものがあって、それからしばらくYouTube見まくってしまった。 それはポール・ロジャースが歌うジミ・ヘンドリックスの名曲『リトルウィング』だった。 前に「ギタリストはこの曲をコ…

ボズ・バレル、ブルース好きがばれる

ポール・ロジャースの華麗なる一族については http://d.hatena.ne.jp/yunioshi/20060814 Yuuuko様より誤りをご指摘いただきました。 公式ページに新しい奥様との写真が載っています。 http://www.paulrodgers.com/ 若いきれいな奥様ですね。お幸せに。 Yuuuk…

さすがのさすふぉー

更新遅れてすみません。お久しぶりです。さて sus4が好きっ! http://d.hatena.ne.jp/yunioshi/20070814 の続報ですが。 チャーの番組『Char meets ???? 〜TALKING GUITARS〜』 の坂崎氏の巻でもsus4の話題になり、坂崎氏はすかさず ビートルズの『恋を抱き…

見張塔からずっと偽物を見張ってて

僕のサイトには 最近の日本のCMに使われている洋楽(オリジナル曲を紹介)のコーナーがあります。 http://www.yunioshi.com/cm.htmlこの間テレビでサッポロの発泡酒「凄味」のCMを見て (あの松田龍平がとてもまずそうに飲むやつ) ああ、ジミ・ヘンドリ…

ポール・ロジャースの華麗なる一族

sus4が好きっ! http://d.hatena.ne.jp/yunioshi/20060806という話を一年も前にしてましたが スカパー!(フジテレビ721)でやってる 『Char meets ???? 〜TALKING GUITARS〜(チャー ミーツ ???? 〜トーキング ギターズ〜)』という番組で、先日ムッシュか…

お酒は控えめに

「記憶の無くなる映画」とは少し違うが 酒飲みの私はよく記憶を失う。 どうやって帰ったか覚えていないことはざら。 しかしちゃんとタクシーで帰っているらしい。 領収書とカードの支払い伝票がポケットにあるので 運転手にしっかり行き先を告げ、 支払いの…

ミュージシャンが出てくる曲って

キャロル・キングが17年ぶりに来日します。 僕はこのアルバムを本当に穴があくまで聴いたものです。 僕の”神様”たちのアルバムですら飛ばしてしまう曲がありますが 一曲も駄作がないアルバムというのはこれくらいじゃないでしょうか? さすが全米302週ラ…

次に忘れるのは形容詞?

ちょっとサボりすぎでしたね。すみません。記憶が失われるシチュエーションの映画の続きで今回は… 映画『アルジャーノンに花束を』 公開時邦題『まごころを君に』(1968年アメリカ映画) で僕の大好きな映画のひとつです。 原作はダニエル・キイスの『アルジ…

次に忘れるのは普通名詞なのだ。

『アンフォゲタブル』(1996年) は検視医の男が、自分の妻を殺した犯人を捜すために「死んだ妻の脳髄液を自分に注入し記憶を移植する」というストーリーだ。 いかにも低予算だが、派手なアクションとか特殊撮影などがない分、演出に工夫があってそれな…

追悼 成毛滋

成毛滋が亡くなった。 3月29日。享年60。 朝日新聞に小さく載っていた。成毛滋は僕の世代にとっては竹田和夫や森園勝敏、井上堯之とともに憧れのギタリストだった。 今考えると彼らよりずっと技術もエモーションもあり、かっこよいリフ、トリッキーなフレー…

固有名詞から忘れていくのだ。

Qさんが「トンデモ映画なので見ろ」というので『フォーガットン』をようやく見た。 ブハハハ。なるほど。非常に真面目に作っているのでよけいトンデモないことになっている。 公開時のキャッチコピーは… あなたの大切な人生が、 ひとつ残らず消えていったら…

中島美嘉≒ベット・ミドラー

これもちょっと前になりますが マーティ・フリードマンが何かの雑誌で中島美嘉は「ヘタウマ」みたいなことを書いていた。 「歌姫」の一人として知られている彼女だが、なるほどと思った。ライブではよく音程が不安定になり、あれあれっていうことがある(C…

「利き酒」じゃない「利きジャケ」とは。

ROCK FUJIYAMA http://www.tv-tokyo.co.jp/fujiyama/ 番組終わってしまいましたが、webなどでもやっていた「利きジャケ」のコーナーをちょっとまとめた本が出ています。これがめっぽう面白い! 「有名なロックアルバムのジャケットを使って遊ぶ」というのが…

ドクター中松もびっくりのミュージシャン

ちょっと前になりますが3月9日にボストンのリードボーカルのブラッド・デルプが亡くなった。 (朝日新聞の死亡欄に掲載された。そんなに知名度がある人だったか…?って思いましたけど) 実は僕自身ボストンはデビュー以来の大ファンだしすべてのアルバムを持…