クラプトン様がんばってくだされ!

今回のエリック・クラプトン日本公演ツアーについては以下のサイトが詳しいです(英語)
http://www.whereseric.com/

それに僕が行った12月8日のセットリストがありました。
01. Tell The Truth
02. Key To The Highway
03. Got to Get Better in A Little While
04. Little Wing
05. Motherless Children

Sit Down Set
06. Drifting Blues (EC Solo)
07. Outside Woman Blues
08. Nobody Knows You When You're Down and Out
09. Running On Faith

10. Why Does Love Got To Be So Sad
11. Little Queen of Spades
12. Further On Up The Road
13. Wonderful Tonight
14. Layla
15. Cocaine

Encore
16. Crossroads

日記更新一日遅れてしまいました。すみません。さてライブのエリック・クラプトン様は…

まず見た目はかなり老けたなあという印象でした。衣装のせいかお腹のまわりもひとまわり大きくなったような…。短い髪型のせいか、いいおじいさんになったッて感じ。ヤードバーズ在籍時に周りの皆が長髪の中、ひとりクルーカットで、おしゃれには気を使っていたクラプトン様はここ10年くらいは本当にラフになって、何だか貧乏たらしく見えてちょっぴり悲しいと思っているのは僕だけだろうか?
まあ、またベルサーチ着ろとはいいませんが…。確かにブルースにベルサーチは似合いません。音楽で勝負といったところでしょうか?

今回は3人のギタリストが目玉ですが、前回も言いましたが、本当に3人必要だったのか?というところがファンの間でも議論になりそうですね。『レイラ』はじめデレク&ドミノスのアルバムからの選曲が多くなったのは、スライドの名人がいるからそうしたのか?それともデレク&ドミノスがやりたくてミュージシャンを選んだのか?微妙なところですが、肝心なクラプトン本人のギターが全く目立たなくて、僕のような古いファンは少し物足りなさを感じたのではないでしょうか?若干のミスもところどころありました。さすがの神様も最近はちょっと自信が無くなってるのかもしれませんね…。
ギターはずっとストラト(お馴染みのシグネーチャーモデル)で、今回はほとんどエフェクターを使っていないに等しいノーマルなオーバードライブのみで、きれいな音は出してましたが、逆に言えば一本調子でバリエーションが無いような気がしました。せめてワウワウペダルのパートくらいドイル君にまかせず、ご本人にやってもらいたかったです。

歌の方はやや高い声が出なくなったかな?でも「白人のブルースの歌手」としてはすでに熟練の域に達しているのでは?こちらの方は安心して聞いていられて。何だかギタリストより歌手としてのクラプトンに感動している自分が不思議でした。

初めてライブで聞いた『リトル・ウィング』とアコースティック(名器マーチンのOOO-28EC?
)で弾き語りバージョンの『ドリフィティング・ブルース』が本当に鳥肌もので今回の収穫でした。
さて、次にクラプトン様がいらっしゃる時はどんな演奏を聞かせてくれるのでしょうか?もう今から楽しみにしています。ああ。誰もが満足するクラプトンライブって…。


過去のライブ。
以下の2枚はあまり文句を言う人はいないような気がします。
Ec Was Here
24ナイツ