イエスもエイジアも聴かなくてもいい。集めよう!

先日こわれもののことを書いたが、エイジアの詠時感(エイジア)~時へのロマン~ [でかジャケCD]など、イエス、エイジアのアルバムジャケットの絵を手がけていたロジャー・ディーンを思い出した。プログレのジャケットと言わず、ブリティッシュロックのジャケはもはやアートといえる美しいものが多いが、彼の描く絵はまさにそれ。
極端な話、レコード聴かなくても集めたくなる、そんなアーティストの一人だ。
どこかの惑星なのか?現実離れはしているが、ダリの描くシュールな世界とも違い、どこか懐かしい、しかも想像力をものすごくかき立てられる「幻想」と「魔法」と「冒険」の世界…。

ファンの間ではもうひとつ「ヒプノシス」というアート集団もおなじみで、2大アーティストとして知られる。
今はCDなので小さくて迫力に欠けるのでこういう「ジャケ買い」がしたくなるということも昔ほど無くなりましたね。

以下はその代表作。
ジャケットがロジャー・ディーンなら中身も保証!どれも曲も傑作揃いでハズレはありません。


エス『危機』
見開きの中ジャケットは今でも見とれてしまいます。額に入れて飾りたい。

Close to the Edge

Close to the Edge


「グリーン・スレイド」
ギターなし。ツインキーボードの変則バンド。曲のバリエーションの豊富さ・コーラスの美しさはイエスを越える。

グリーンスレイド(紙ジャケット仕様)

グリーンスレイド(紙ジャケット仕様)


ユーライア・ヒープ
ハードで繊細。ブリティッシュロックここにあり!という名盤。

Demons & Wizards

Demons & Wizards


写真集はこちら。ここに乗っているアルバムことごとく集めたい!

ヴューズ

ヴューズ


というか、雑誌のレコード・ジャケットの特集とか
歴史に残るジャケット写真集とかには必ず乗っている。
失われたレコードを求めて―英国盤ジャケット・アートの世界